子どもの成長と幼稚園

CHILD GROWTH AND KINDERGARTEN

生まれてから6歳くらいまでの乳幼児期に人生の基盤はつくられます。幼稚園教育は人間の一生の土台となる基本的成長を確かなものにする大切なものです。

乳児期(0~1歳)

基本的信頼感を培い、親愛の心を育てる時期です。

母親に抱かれ、母親の身体のぬくもりと匂いの中で安らぎを得、強い絆を結びます。

たっぷり愛されて積み上げられた基盤ができてこそ、人を愛する心が育ち、次のステップへ進むことができるのです。

幼児前期(1~3歳)

乳児期に培われた信頼感に支えられ、母親から離れて少しずつ「自分自身」が芽を出します。

何でも自分でやりたがり、模倣の範囲がひろがって、ことばもつぎつぎに覚えます。

この時期には、幼稚園で行われている親子教室などに積極的に参加してみましょう。

幼児後期(3~5歳)

いよいよ幼稚園!

自分のことは自分でできるということ(自立)とそれを自分の意思で実行できるということ(自律)に 喜びと自信を得、「自分自身」がたくましく育っていきます。

さらに、あふれる好奇心を満たしながら自由に活発に遊ぶ中で、自分で何かを成し遂げようとする意欲(自発性)がめざましく伸び、知性と思考が豊かになり、身体機能も発達していきます。

幼稚園は、この幼児の成長・発達に必要な総合的な環境と遊び(活動)を計画し、準備し、援助します。そして、一人一人の成長を促し、確かなものにしていくのです。

よくある質問

Q&A

集団生活は初めてなので、うまくやっていけるかどうか心配です。

ご不安はよくわかりますが、お子さんが独立した社会の一員として成長して いくためには、この初めの一歩を何としても踏み出さなければなりません。 幼稚園は幼児のための環境を整えた教育機関ですから、どうか信頼してお預けください。 

親とべったりで、離れられるかどうか心配です。

母親から離れるつらさに耐えることを学ぶのも、幼児が成長発達していく過 程では必要です。朝泣きながら母親と別れても、帰宅したときやさしくあたたかく迎えられる、これを繰り返すことで、かえって母子の信頼関係は強固なものになり、お子さんは安心して自立していくことができるのです。 

オムツがまだとれませんが、入園できるでしょうか。

早生まれのお子さんが3年保育で入園する場合などは、オムツがとれてい ないことも多いと思います。十分にお世話いたしますのでご心配にはおよびません。ところで、「オムツがとれない」とよくいいますが、オムツは親の都合の問題でもあります。排泄のサインが出せるようになったら、失敗をおそれず に思いきってはずしてみてはいかがでしょうか。 


一人でトイレにいけません。

幼稚園のトイレは小型の幼児用ですからトイレットトレーニングがすすみま す。もちろん十分指導、補助いたしますからご心配にはおよびません。 


ことばが遅く、意思表示がうまくできません。

ことばは他者とのコミュニケーションの道具です。日常生活や集団生活に おいて、多くの人々と交流する中で、使用頻度や必要性の高いものから習得していきます。就学までに、使用語は約三千、聴解語は約五千に達するといわれています。まず、お子さんの生活の場をひろげること、つぎに、絵本の読みきかせなど、豊かなことばの世界に触れる機会を意識的に増やすことが大切です。 


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