幼稚園は、集団生活を通して「社会性」と「理性」をしっかりと育てつつ、さらに幼児が楽しく熱中できる活動環境を工夫して、知性の多面的な発達をバランスよく促していく「意図的な教育の場」です。
その多面的な知性の中には「身体運動的知性」もありますが、おもちゃのまち幼稚園では、最近の子どもたちに不足しがちな「同じ位の子ども同士群れて遊ぶ」ことや「意識して身体を動かす」ことが、毎日の生活の中で楽しみながら自然に行なわれるよう、遊びの環境を整備しています。
自然木をそのまま生かした大型遊具『ソライロハウス』(全長5メートル)では高い位置に作りつけられた“小屋”に、はしごで登ったり、築山と遊具の間にかけられたロープネットの吊り橋を渡ったりできます。3種類の木登り遊具や築山の斜面を下るステップなどにも配慮し、これまでにない遊びの世界が広がります。園児には五感をはたらかせて遊んでほしいと思います。